過信注意！おそらく一般知識を有している人は、「公正証書」は関係者間で揉めた場合、必ず重要な証拠となり強制執行の機能を果たせると信じているのでは？証書に強制執行文言付きが基本ですが、何と大きな前提がありました！公証人の講話から引用ですが、離婚協議書を公正証書として作成しても「離婚届けの提出がない」場合は強制執行できない。これは当然といえば当然、公正証書単独で効力があると勝手に思い込んでいたけど、あくまでも法律行為があって初めて証拠力として発現できるもの　ということです。まだまだ知識が浅い！！

本年最初の業務研修（入管法と会社設立）に参加しました。入管法は入国管理局の秋田出張所長直々のご講演で２０１５年改正入管法と今後の改正見通しについてでした。改正の主なポイントは外国人在留者及び渡航者が在日あるいは来日し易い環境整備と多様な人材を受入れ促進するための制度改正です。優遇措置や要件緩和などを良く理解しより多くの外国人の方が働きやすい環境を望んだ時にさくっと提案できるようにしたいものです。次いで見直し議論されているのは実務者（介護福祉士資格を有する外国人）受入れの規制緩和制度、この改正は田舎でも十分に反映 続きを読む →

友人から農業で外国人研修制度を利用するには・・・という命題を受けました。まずは制度調査から始めハードルの高さが判ってきつつある所で農業関係は要件が更に厳しいことが判ってきました。道半ばで行きついたところは中小企業団体中央会、さっそく訪問してきました。外国人研修制度は従前労働力確保を目的とした輩が多く本来目的の人材育成が疎かになった時代があったこと、不法滞在や不法労働など問題が多く近年本制度導入に厳しい法整備があったようです。いずれにしても本制度を利用するための第一歩は事業協同組合を設立すること。ここでも外国人研修生受入れは他事業に比べて１段階ハードルが高く「組合としての活動実績が１年以上あること」とのこと。私としては遣り甲斐があるけど実際事業を考えている人は萎えないか心配！

資格なんて無縁な人生を送ってきた私が・・・人はやる気があれば（実力から超離れたものは別として）”何とかなるもの”という実感を得た年もあっという間に過ぎ新年を迎えました。昨年実績は２勝１敗も着々と資格（業務）範囲を広げることができたので、”今年も続け”という思いで次の資格試験に立ち向かってます。 続きを読む →

行政書士会が受託した空き家調査依頼を名簿順だったので１巡目で回してもらえました。調査依頼を受けてから１か月が経ったところで関連する戸籍謄本等を全て取得し依頼者への報告も本日終了します。調査をする中で生まれて初めて取り扱ったのが現金の代わりに普通郵便で郵送できる定額小為替というもの（少額の小切手）、一枚につき手数料１００円と決して安いものではないですが少額送付には確かに有用だなと思いました。また戸籍謄本（旧戸籍）の大字が手書きなこともあり書類によってはミミズのような字が読めず苦労したものの戸籍は親族間のつながりが見えるすごい仕組みであることに感激しました。相続人調査でも同じ手続きをしますがこの依頼業務のお陰で自信がつきました。

合格点も自分の点数も記載のない合格通知を１２月７日に無事受け取りました。インターネットで優秀な方が開示してくれた正答予想のみが頼りで　まあまあいけそうかな　という感触はあったものの通知を受けるまで不安は残ってました。合格はできたもののこれほど不透明な考査判定に疑問ありあり、少なくとも個々人の結果と正答くらいは開示してほしいものです。また考査を受けて感じたのは行政書士の試験組ほど有利で更に試験を受けた年から出来るだけ時を開けずに受けるのが良いということです。しかし問題はこれから、業務範囲は広がるものの本当に仕事に結び付くのか、この制度が継続的なものとなるかは、小さなチャンスを確実にものにしていくことでしょうか。

秋田県行政書士会　秋田支部主催のセミナーが１１月１５日（日）秋田県中央シルバーエリアで行われました。１２回目という実績でしょうか、関係スタッフの準備が迅速で本来の集合時間には会場整備が全て終了し並々ならぬ勢いを感じました（時間通りに行動した私はほぼお手伝いゼロ、まだまだ一員とは言えないですね）。セミナーは３０名を超える参加者で相続基礎講座から始まり相続税、相続Ｑ＆Ａと幅広い内容に満足いただけたのではないでしょうか。さらに本会終了後に開かれた個別相談会も盛況でこれまでの諸先輩方の活躍がそのまま結果として反映されたものと感じました。

１１月１５日に行われる行政書士会主催のやさしい相続・遺言セミナーの公告に会員として掲載しました。想像していたより少し大きめの掲載で今朝新聞を読みながらふと気付けたので注意を引き留められる効果は十分ありそうだなと感じました。相続に関するセミナーは初参加なので先輩書士のご活躍を目に焼き付け今後の活動に活かせるよう学習してきます。すっかり寒さを感じる季節になってきましたが今朝は快晴だったので愛猫は風除室で心地よさそうにしてました。

秋田駅前でセミナーがあったので少し早く家を出て外で洒落たランチ、８階からの眺めは晴天にも恵まれ目と舌を楽しみながらも腹いっぱい美味しく頂きました（８のつく日はパン食べ放題だそうな）。食事の効果と濃い内容のセミナーと相まって講義中は眠気に襲われたものの何とか耐え忍び４時間のセミナーを無事乗り切りました。中小基構主催の事業引継ぎ支援に関するセミナーで行政書士が参加するにはちょっと温度差を感じたものの少しでも力になれないか真剣に聴講しました。中小企業は後継者不足が深刻で廃業を覚悟しているケースが非常に多いようですが、事業の譲受け先探しや後継者を探す術をを支援する等ことで事業の継続並びに雇用を確保し、目指すは秋田の人口減に歯止めをかけるんだという意気込みは同じなので係り方を考えていきたいと思います。

改正行政不服審査法並びに、会社法議事録の作成・押印の知識について講習を受けました。国及び地方公共団体の不服審査法の利用は税に関する事、社会保険に関することが圧倒的に多く「そうだろうな」という面は理解しながらも行政書士の活躍できる場面はどこかな～と不安がよぎる一面がありました。また昨年の秋田県の不服申立実績は１５５件とのことであまりの少なさに愕然としながらも利用しにくかった制度の改革なので、街の人により身近な行政書士が役に立てる機会が増えることを期待したいと思ってます。